色の三属性によるRGBカラー検索とカラートレーニング

RGBカラーは赤(R)・緑(G)・青(B)の混合割合(強弱)で表現されますが、この3色の強弱から直接、色をイメージする事は難しい

「色を体系的にとらえる」「色をイメージする」には色の三属性「色相」「彩度」「明度」を意識する必要があります

ここでは色相環の色の部分をクリックすると、その「色相」についての等色相面が表示されます、等色相面で色をクリックすると選択した色の情報が表示されます

ある色をみた時、その色の三属性「色相」「彩度」「明度」を予想するには若干のトレーニングが必要です、「名前のついているカラーの一覧」「JIS Z 8102 : 2001 物体色の色名」のカラートレーニングデータを用意しました
色相環
  1. 上部は「暖色」、下部は「寒色」です
  2. 隣接エリアが同系色です
  3. 各対角どうしが補色(反対色)です
  4. 12時、4時、8時がRGB【光の三原色】です
  5. 2時、6時、10時はCMY【色料の三原色】です
 選択した色の情報

 カラートレーニングデータ

名前のついているカラーの一覧(カラートレーニングデータ、色相、明度、彩度を意識してクリック、)
名前のついているカラーの一覧
JIS Z 8102 : 2001 「物体色の色名」
新規ランダム色トレーニングデータ作成
選択した色を背景とする
等色相面
  1. 色相環より選択された1色を明度と彩度ごとに並べたものです
  2. 明度は色の明るさの度合いを示します
  3. 彩度は色の鮮やかさを示します
  4. 1列目は「無彩色」です(白、灰色、黒)
  5. 1列目以外は「有彩色」と云います
  6. 色相環の各色についてこの断面を並べると紡垂形になります
  7. この紡垂形を色立体と云います
  8. 色相は色立体の周囲で角度で表す事ができます
  9. 明度は色立体の縦軸となります
  10. 彩度は中心軸(無彩色軸)からの距離となります
  11. 純色は白も黒も混ざっていなく彩度が最も高く、色立体の中心表面にあります
  12. 清色は純色に白黒の一方のみを加えたもので色立体の全表面をいいます
  13. 色立体の表面の上半分を明清色といいます
  14. 色立体の表面の下半分を暗清色といいます
  15. 色立体の表面以外を濁色(中間色)で、白黒の両方が混ざっています
色についての基礎とRGB表色系
  1. 色の三属性
    1. 色相 (H) Hue
      色合いのことを色相といいます、詳細は色相環で説明します
    2. 彩度 (S) Chroma、または、Saturation
      色の鮮やかさの度合いを表します、飽和度と云う場合もあります、詳細は等色相面で説明します
    3. 明度 (V) Value、または、Brightness
      色の明るさののことを明度といいます、詳細は等色相面で説明します
  2. 色相環
    1. 光の三原色の赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)を円の周囲に等分に配置してあります
    2. 赤を0度とし、時計周りとしました、必然的に、緑は120度、青は240度となります
    3. 赤緑青の互いに隣り合う色の中間色をその間に配置してあります、60度に黄(Yellow)、180度にシアン(Cyan)、300度にマゼンダ(Magenta)となります、このCMY(英字の頭文字)は特に色料の三原色と呼ばれます
    4. 同様に隣り合う色の中間色をその間に配置していくと、3色が6色、12色、24色、48色・・・の環ができます、これを色相環と云います、ここでは48色としました、各色の間隔は7.5度です
    5. 色相環は次の様な特徴があります
      1. 向かい合う色は反対色(補色)の関係にあります
      2. 色の混色はその中間の角度の色となります、例えば330度と30度の色の混色は0度の色となります、300度と60度でも0度となります
        但し、反対色の混色は灰色となります
      3. 隣接エリアは同系色と呼ばれます
      4. 上部は暖色、下部は寒色と呼ばれます
      5. 環を構成する色はすべて純色(pure color)です、純色は次の特徴があります
        最も彩度が高い色
        白も黒も一切混ざっていない色
  3. 等色相面
    1. ある色相について、濃淡を変えて並べたものが等色相面です
    2. 白を上、黒を下、色相環で選ばれた色相(純色)を右に配置し、この3色を混ぜる割合を変えて並べています
    3. 究極の暗い色の黒から究極の明るい色の白までのスケールを明度(縦軸)としています
    4. 横軸を彩度としています、色相環で選ばれた純色等色相面上で最も高い彩度となります
    5. 黒から白にかけての色は無彩色(白、灰色、黒)です、無彩色以外が有彩色です
    6. 純色から白にかけての色は明清色(tint color)と呼ばれ、黒が全く混じらない色です
    7. 純色から黒にかけての色は暗清色(shade color)と呼ばれ、白が混じらない色です
    8. 無彩色明清色暗清色純色に囲まれた部分を中間色濁色)と云います、純色と白と黒のいずれもが混ざっています
    9. 色で「鮮やか」「深い」「明るい」「くすんだ」とかの感覚的な表現がありますが、これをRGB 色調トーンで紹介しておきます
  4. 色立体
    1. 等色相面無彩色軸を中心として、色相環上に並べると紡垂形になります、この紡垂形を色立体と云います
    2. 色相は色立体の周囲で角度で表す事ができます
    3. 彩度は中心軸(無彩色軸)からの距離となります
    4. 明度は色立体の縦軸となります
  5. 表色系
    1. 色について他人とコミュニケーションをとるためには色相彩度明度等のスケールを決め、色を特定できる必要があります、その体系を表色系と云います
    2. ここでの使用している表色系はRGBカラーコードを正確に色の三属性に再配置しようとしているものです、表色系として実在しないのでRGB表色系と称しておきます
      RGBカラーコードの立方体の白と黒の2頂点を上下に、残りの6つの頂点、赤(R)、黄(Yellow)、緑(G)、シアン(Cyan)、青(B)、マゼンダ(Magenta)は色相環に配置されております
      RGBカラーコードの立方体の白と黒の頂点を上下にし、じっくり眺めれば、色立体と酷似して見えます、その特性もRGBカラーコードの立方体そのものです
    3. ここでの明度純色をすべて50%として計算しています、しかし実際には色相間で明るさに違いがあります、絶対値としての明るさを結果の表示で輝度として表示しています
    4. RGBコードを計算し色相彩度明度で表現しようとする表色系HSVHLSXYZ表色系(及びその変形)等があります
    5. ここでの表色系はHSVと似ていますがおおきな違いは色立体がここでは紡垂形、HSVでは逆さ円錐形です、要はある色が白くなっていくのは明度があがっていくのか、明度は同じで彩度が下がるから白くなるかのかの違いです、HSVで明度順に色を並べると暗い部分は明るさ順になりますが明るい部分はその順にはなりません