RGBカラーコードの立方体
RGBコードは赤(R)・緑(G)・青(B)の3次元のそれぞれが一辺が256の立方体です。
その表面は純色と清色と白と黒で構成される鮮やかな立方体です。
パソコンで色を指定する時、立方体から色を探すのは至難のわざですが、立方体がどういう形をしているか興味があります、よく見ると全くと云って良いほど、色の三属性「色相」「彩度」「明度」で説明の付く形をしています。
RGBカラーコード立方体の表面展開図
RGBカラーコード立方体の表面
- RGBコードは一辺が256の立方体ですが、ここでは一辺に9個をサンプリングして表示します
- 立方体ですのでその頂点は8つあります
- 頂点の白、黒は反対側に位置します
- 頂点の白から見ると下図の3面が見えますが各面の白の反対に頂点の赤(R)・緑(G)・青(B)が存在します
頂点の赤(R)・緑(G)・青(B)のそれぞれの間に黄(Yellow)、シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)の頂点が存在します
- 頂点の黒から見ると各面の黒の反対に頂点の黄(Yellow)、シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)が存在します
それぞれの間に赤(R)・緑(G)・青(B)が存在します
- 頂点の順は白から見ても黒から見ても赤(R)、黄(Yellow)、緑(G)、シアン(Cyan)、青(B)、マゼンダ(Magenta)の並びで元の赤(R)にもどります
- 赤(R)とシアン(Cyan)、緑(G)とマゼンダ(Magenta)、青(B)と黄(Yellow)はそれぞれ反対側の頂点となります
- RGBカラーコードの表面展開図は見てのとおり鮮やかな色をしています
- 表面は純色と清色と白と黒でできているからです
- 純色は白から見ると見える3面の頂点の白に対する辺、赤(R)→黄(Yellow)→緑(G)→シアン(Cyan)→青(B)→マゼンダ(Magenta)→赤(R)を結ぶ辺です(黒から見ても同じです)
- 清色は各面の辺(淵)以外です、白側から見える清色は明清色といいます、黒側から見える清色は暗清色といいます
RGBカラーコード立方体の頂点の白から見た3つの表面
RGBカラーコード立方体の内部
- RGBカラーコード立方体の表面は鮮やかな色でしたが内部を見てみましょう
- 内部は次のRGBカラーコード立方体のCTスキャンで見る事ができます
- 最初(上面)と最後(下面)は表面です
- CTスキャンの各面の上辺は裏面、下辺は正面、左辺は左面、右辺は右面です
- 内部は中間色(濁色)です
- 但し、白から黒にかけての直線は無彩色(白、灰色、黒)です、無彩色以外を有彩色と云います
- 最後にRGBカラーコードの(理論的な)種類別の数を数えておきます(あまり意味無いのか、誰も数えていない)
全て | 256×256×256 | 16777216 |
有彩色 | 純色 | 255×6 | 1530 |
明清色 | 255×254×3 | 194310 |
暗清色 | 255×254×3 | 194310 |
濁色 | 254×254×254-254 | 16386810 |
無彩色 |
| 256 |
RGBカラーコード立方体のCTスキャン
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